ゆっくり噛むことの大切さ。早食いの私が気づいた、噛むだけで変わること。
83kgだったころ、私の食事時間は5分もありませんでした。
お腹が空いていたから。
早く食べたかったから。
忙しかったから。
理由はいくらでも言えるけど、
本当のところは、、、
「噛むことなんて気にしたことがなかった」というだけでした。
食べることの目的が「早く空腹を満たすこと」になっていて、
味わうとか、噛むとか、そういう話は頭にひとつもなかった。
それが、どれだけ損をしていたか。
早食いをすると、体に何が起きているのか
食べ物を口に入れて、胃に届いて、
「お腹いっぱいになった」という信号が脳に届くまで、
約20分かかります。
つまり、20分以内に食べ終わってしまうと、
脳はまだ「足りていない」と思っている。
お腹はすでにいっぱいなのに、
脳が満腹を感知していないから
「もっと食べたい」という気持ちが続く。
結果、食べすぎる。
バンビちゃん(83kg)のころ、
「なんで私はこんなに食欲があるんだろう」と思っていました。
でもあれは食欲が強いんじゃなくて、
ただ早食いのせいで満腹信号が間に合っていなかっただけでした。
早食いvs.ゆっくり食べる、体への影響を比べてみる
並べてみると、早食いって本当に損しかないんですよね。
同じものを食べているのに、噛む速さだけで体への影響がこんなに変わる。
「よく噛む」と体の中で何が起きるか
噛むことには、満腹感以外にもうれしい働きがあります。
① 唾液がよく出る
唾液に含まれる消化酵素(アミラーゼ)が、
食べ物の消化を助けてくれます。
よく噛まずに飲み込むと、
胃腸がその分だけ余計に働かなければならない。
食後に胃が重い、だるい、という感覚は、
消化器官への負担のサインかもしれません。
② 血糖値の上昇が緩やかになる
よく噛んでゆっくり食べると、
糖質が少しずつ吸収されていくので
血糖値が急激に上がりにくくなります。
血糖値が緩やかに上がれば、
脂肪をため込む指示を出すインスリンの分泌も穏やかになる。
同じカロリーを食べても、
噛む回数で脂肪への変わり方が変わるんです。
③ 顔の筋肉が動いて顔がすっきりする
よく噛むことで、顔まわりの筋肉が動きます。
フェイスラインのたるみが気になってきた
30〜40代には意外と見逃せない効果です。
④ 食事そのものが楽しくなる
急いで食べると、正直あまり味を感じられない。
ゆっくり噛むと、素材の甘みや旨みが
口の中にじわじわ広がってくる。
同じ食事なのに、満足感がまったく違います。
私が早食いをやめられた、たったひとつのきっかけ
「よく噛んで食べましょう」なんて、
小学生のころから言われてきた言葉ですよね。
わかってはいた。
でも続かなかった。
「30回噛む」とか目標を立てても、
食べ始めると数えることを忘れる。
意識が続かなくて、気づいたら元の早食いに戻っている。
変わったのは、目標を変えてからです。
「噛む回数を増やす」ではなく、
「ひと口食べたら、箸を置く」。
これだけにしました。
口の中のものを飲み込んでから、次の一口を取る。
それだけで、自然とペースが落ちる。
数を数えなくていいから、続けやすい。
最初は「なんか時間がかかって落ち着かない」と感じました。
でも1週間も続けると、
ゆっくり食べることが普通になっていきました。
食後の変化に、最初に気づいた
噛むことを意識し始めて、最初に気づいたのは体重じゃなくて
「食後の感覚」でした。
あんなに毎回あった食後の眠気が減った。
胃がどんよりと重い感じがなくなった。
ごはんを食べたあとに
「また食べたい」という気持ちが出にくくなった。
体が楽になった、という感覚が先にきました。
体重の変化はそのあと、じわじわついてきました。
まとめ:早食いをやめて、変わること
食べすぎが減る→ 満腹信号が間に合うようになるから
血糖値が安定する→ 脂肪をため込みにくい体になっていく
消化が楽になる→ 食後のだるさ・眠気が減る
間食が減る→ 食事の満足感が上がるから次の食事まで安定する
食事が楽しくなる→ 味わえるようになるから、少量でも満足できる
ダイエットで何かを「足す」「引く」ことばかり考えていたころ、
噛むことには目が向いていませんでした。
でも今は、ゆっくり噛むことが毎食のベースになっています。
お金もかからない。特別な食材もいらない。
今日の次の食事から、すぐに始められる。
ひと口食べたら、箸を置いてみてください。
それだけでいいです。
今日の朝食は
カップラーメンができる時間で食べてないやんな?



